今日は、ワシのホームグランドである男鹿からじゃよ。120%ひいき目でお伝えしますが、まあエエじゃろ。

で、ワシが今食べているのはじゃな...来る4/25から男鹿の各飲食店で食べる事ができる「男鹿のやきそば」という新名物なんじゃよ。
ちなみにこの皿は、男鹿の入口にある総合観光案内所(ナマハゲが2匹ダァーしている場所じゃ)の軽食レストラン「カメリア」でアレンジした「男鹿のめかぶ入りやきそば(750円)」じゃ。
めかぶの食感と粘り、サクラエビの香ばしさがイイ感じにまとまっていて、完成度の高い一品じゃったよ。

この「男鹿のやきそば」というのは、男鹿名物ハタハタのしょっつるをベースにしたタレと、粉末ワカメと昆布だしを練りこんだ麺を使うというルールにのっとって、各店が具材や調理法に工夫を凝らして作る一見似て非なるオリジナル焼きそばなんじゃな。
男鹿市内の実に40近くものお店が独自の工夫を凝らして、男鹿の焼きそばを出すそうじゃ。

とはいえ、今までになかったメニューなので色々試行錯誤なトコロもあるじゃろうと、この日は、参加店舗の皆様が自分の店の焼きそばを持ち合い試食・意見交換の場が催されたので、ワシもご相伴に預かろうと昼飯を抜いて立ち寄ったという訳じゃ。

40店分の焼きそばが並べば、さぞしょっつる臭いのかと思いきや、殆ど臭いが気にならなかったのは、さすが諸井醸造所が作ったハタハタ100%しょっつるという事かのう。しょっつるが苦手という方にも大丈夫な感じじゃよ。熱を加えているからなおさら生臭みが飛んで深い味わいだけが残っているんじゃろうな。

イカやサザエ、ワカメやめかぶなど様々な具材や、味もまたそれぞれ、各店創意を凝らして開発しただけあって、どれも見事な出来栄えじゃったよ。
まあ、その分見た目の統一性には欠けるので、例えば秋田のB級グルメの代表格「横手やきそば」のように「これぞ男鹿の焼きそば」というようなブランド作り(?)が難しい面があるかも知れんな。
反面、40店舗それぞれ違う味わいなんじゃから、食べ比べて「マイベスト男鹿焼きそば」を探したり「今度はアソコ」みたいに男鹿の焼きそばめぐりをしてみるなど楽しみ方が広がるという事も言えるじゃろうな。

ちなみにお値段は、お店によってマチマチ(この日はまだ値段が決まっていないお店もあったようじゃ)なので、いずれ主催の商工会HPあたりで、お店の情報などが公開されるじゃろうから、そちらでご確認くだされ。
4/25からの開始じゃからな。GWに男鹿にお越しのご予定の方は是非、新名物男鹿の焼きそばをお試しくだされ。このノボリが参加施設の目印じゃよ。